インポートキャッツ-フライト

先方のブリーダーは私がOKをだしたことをとても喜んでくれた。私はフライトの日程を5月の最後の土曜か6月の最初の土曜着の便にしてくれるように頼んだ。先方のブリーダーは女性で仕事は持っていないようだ。私は平日は仕事があるので土曜にしてもらえたことはありがたかった。彼女はフライトについて、いろんなルートを考えているようだった。後でわかったことだが彼女は運賃のことまで考慮してくれたようだ。そして出発は5月27日、到着は5月28日の土曜着の便に決まった。猫が決まってから1ケ月もないスピード輸入だ。検疫フリーの国からの輸入は正解だった思う。
そしてお互いのキャッテリーの状況や日本の検疫のルール、検疫を免れるための証明書についてきっちりと理解してもらうために夜を徹してのメール交換が始まった。GW中でなければこんなことはできないので、行動を起こしたタイミングもちょうど良かったと思う。メールを交換しているうちに、私は彼女の人柄の良さがわかった。輸出に際してのめんどくさい手続きや多少なりとも言葉の弊害もあるかもしれないのに彼女は誠意を持って対応してくれた。国が違う人間同志でしかもメールのみでのやり取りの中、猫を通して短期間で理解しあえるようになるには、よほど相手に対して寛容な気持ちをもっていなければ続かない。私は彼女と出会えたことは幸運だったに違いないと思った。
出発はストックホルム空港からだった。日本への直行便がないためどこかの国を経由しなければならない。彼女はストックホルム発デンマーク経由の日本着の便に決めると言ってきた。デンマークは検疫フリーの国でないため、ストックホルムを発つときから猫を入れたキャリーをシール(封印)しなければならないと検疫所は言ってきた。そして運送状にシールナンバーがふってあることも絶対だ。検疫フリーでない国を経由する場合、キャリーをシールすることで外部との接触を避けるのだ。もしデンマークで何らかのトラブルが発生しシールを開ける事態が起きた場合は、航空会社よりその理由と外部と接触させていないことを書面にて一筆書いてもらわなければならない。なんだか不安になり、私は検疫フリーの国を経由するルートを彼女に提案した。ブリティッシュ航空は、ストックホルムからロンドン経由で日本へ行く便があった。彼女はこのルートは運賃が高いので避けたそうだ。なんといういい人だ。キャリーをシールしてもらうことは彼女に任せて私はデンマーク経由の便で送ってもらうことにした。

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